點心好きのご褒美ランチ
Dim Sumとは英語で點心のことです。二重橋スクエア2階にある『ヤウメイ』はミシュランを獲得したこともある、ロンドン発の本格Dim Sum店です。
エスカレーターの先にあるフォトスポット
一階に東京會舘を有する二重橋スクエアに入り、エスカレーターをあがると目の前に現れる赤い壁に書かれた店名が印象的なヤウメイです。
薄暗い館内エスカレーターから徐々に見えてくる赤い看板に書かれた漢字が、東洋と西洋が交差するDim Sumへの期待感を膨らませてくれます。
エントランスを抜けたら異空間
怪しい雰囲気すらかもし出す、赤い壁のエントランスを抜けフロアに出るとまた異空間。
西洋の格式あるレストランにしか見えません。オープンキッチンの中をみると蒸籠が山積みになっているので中華とわかるくらいです。
お料理を頂く前から、ヤウメイの様々な一面をみて期待が高まります。
飲茶コースがオススメ
ヤウメイでは點心を中心とした広州料理をとりそろえていますが、ここではお昼限定飲茶7品コースをご紹介します。
ヤウメイのいいとこ取り
点心3種盛り合わせから始まるお昼限定飲茶7品コースはヤウメイ自慢のDim Sumがたっぷり味わえるコースになっています。
こちらは海老餃子、帆立焼売、豆苗と海老の蒸し餃子です。一つ一つが大ぶりで食べごたえもあります。
揚げ湯葉と蝦の腸粉
香港飲茶ではおなじみの腸粉です。腸粉の名前の由来は見ためが豚の腸に似ていることにありますが、ホルモン料理ではなく、米粉を原料とした蒸し料理です。
ヤウメイの腸粉は他とは一味違い揚げ湯葉が中に入っており、揚げ物の食感と腸粉の滑らかさが程よくに絡み合いほかにはない逸品です。
みんな大好きチャーシューバオです。甘いチャーシュー餡はもちろん、包んでいるバオがふわふわで美味しいです。
できたてでなければ味わえないふわふわ感です。
鴨肉の春巻きです。
チャーシーバオと春巻きは一人一つづつです。春巻きは中身がぎっしり詰まっていて食べごたえたっぷり。
7品の飲茶メニューの半分を過ぎたところですが、既に腹八分目。。。一品一品少なくはない量の上サーブされる時間もちょうどいいので、じわじわとお腹がふくらんできています。
ヤウメイのスペシャリテ。エゾジカ肉のパイ包みもランチコースでは食べられます。
バター香るサクサクのパイの中には甘い餡。腹八分目のはずだったのにぺろりと食べられました。
〆の担々麺でございます。
ピリッと山椒が効いた麻辣な担々麺です。(麻辣についてはこちら)
辛いのが苦手な方には少し辛いかもしれませんが、麻味がきいている担々麺は絶品。
デザートのカスタードパンです。
一口齧るとトロッと流れ出る甘いカスタードにご注意を。クリームと言うより液体です。とっても上品な甘みでカスタードクリームの概念をかえてくれます。
コースには中国茶もセットになっているので大満足な飲茶ランチを楽しめます。
ネット限定、要予約
こちらのお昼限定飲茶コースはヤウメイの公式ホームページからネット予約限定のコースとなっています。
コースは一人7000円(税込・サ別)で2名からの予約になります。数量限定でオンライン事前決済のみになっており、一度決済をすると取り消しができないようです。
予約はこちら(テーブルチェック)
多少の制限があるコースですが、ヤウメイいいとこ取りができるコースになっており満足感は高いです。
香港とロンドンに行ってきました
Dim Sumを味わう事のできるヤウメイでは東京の丸の内にいながらヨーロピアンな店内で中華な飲茶を食べるという、西洋と東洋の融合した素晴らしい体験ができました。
中華な異文化体験
西洋からみた東洋を表すシノワズリというフランス語を語源とした言葉がありますが、シノワズリは中国趣味の美術という意味で使われ中国風の西洋文化をあらわします。
ヤウメイはシノワズリとは違いお店の雰囲気は西洋、料理は東洋と独立して主張してるのにお互いの良いところが完璧に絡み合っているように感じました。
全てに満足
ホームページでBoutique Dim SUM(ブティックディムサム)と謳っているヤウメイ。ファッショナブルな洋服やきれいな宝石を手に取るように、點心を味わってほしいというお店のコンセプトを存分に感じられるお店でした。
他では得られない満足感を味わえるヤウメイに是非1度足を運んでみてください。
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