台湾で占いをする
行天宮へ
午前中に夕日を見ない淡水観光を楽しんだ後は、MRTに乗って行天宮站(行天宮駅)にいきます。
滞在時間が限られている旅行者にとってMRTは強い味方です。悠遊卡(→悠遊卡は空港でゲット)を使ってうまく活用しましょう。
行天宮站は行天宮というお寺がある駅です。
行天宮は台北市内でも人気の高いお寺であり、観光スポットとしても有名なお寺です。
一般的に商売繁盛と富の繁栄をもたらす神として崇められている関聖帝君(関羽)を主神として祀っています。
駅の3番出口をでて右に数分進むと見えてくる大きなお寺が行天宮です。
街中のお寺の割には広い敷地を持つ行天宮にはしきりに人が出入りしており、一歩足を踏み入れるとその人の多さにびっくりしました。
中央の広場ではお参りだけではなく、収驚という驚いた時に抜けてしまう魂を戻す儀式や説法が行われています。
最初はどこで何をしたら良いのか迷ってしまいますが、よく見ると皆さま自分の目的に向かってそれぞれの時間を過ごしているようです。
行天宮ホームページでは日本語でお寺の解説もしてくれているので、事前に確認してみてください。
わたしはお参りのあとおみくじをひきました。
台湾のおみくじは、ひくときに心の中で自分が迷っている事を具体的に神様に問いかけます。そしてその具体的な問いかけの答えをおみくじで神様が教えてくれます。
逆に具体的な問いが無い場合はちょっと困ってしまいます。
今回私は具体的な迷いがあったので、心で神様に問いかけをし答えを仰ぎました。
おみくじのお作法はホームページにも書いてありますが、日本語でわかりやすく解説されているパンフレットがあるので、初心者でも全く問題はありません。
神様のお言葉も日本語で書いてあります。
結果はわたしにとってはかなり参考になるアドバイスでした。おみくじをひく前に具体的に問いかけたからこそのアドバイスです。
料金は無料です。悩みがある方はぜひ行天宮で神様に問いかけてみてくださいね。
占い横丁へ行こう
行天宮の入口の前にはこんな看板のある地下道への入口があります。
常に民間信仰とともにある台湾人にとって神様は身近な存在で廟に参るのも日常風景ですが、占いも台湾人の日常に根付いています。
夜市や街角でもよく見かける占いですが、台北では占い横丁と名付けられた場所もあります。
有名なところではこちらの行天宮と龍山寺の前にある占い横丁です。
占いの怪しい雰囲気を思わせない明るい看板から地下街への道が続いています。
地下に降りてみると4,5件の占いブースがあります。西側と東側があり同じように軒を連ねています。
テレビに特集されたパウチをかざしていたり、日本語可と大きく張り紙をだしたり呼び込みをしたりとそれぞれのブースには特徴があります。
全体的な雰囲気としてボッタクリされるのでは・・・というような怪しさはなく、台北市政府観光伝播局のお墨付きがある台湾らしさを味わえるスポットです。
占いは。。?
旅行の予定を立てたときには占い横丁で占いをしようと思っていたのですが、行天宮のおみくじが私が占ってもらおうと思っていた問の答えを出してくれました。
もうわざわざお金出して占いをしてもらわなくてもいいかな。。ととりあえずのぞきに行った占い横丁です。
時間帯なのかシーズンなのか、閑散としていてブースにいる占い師たちにもあまりやる気が感じられない中、一人だけ必死に呼び込みをかけてくる占い師がいました。
最初は家族や占いたいこと全て占って1000元(4800円)だと言うのですが、渋っているとじゃぁ自分のことだけ占ってあげるから500元(2400円)でどう?と値引きをしてくれました。
その熱心な勧誘に負けて占ってもらった結果が上記の紙です。
占いは紫微斗数占いで生年月日、生まれた時間をパソコンに打ち込み占ってくれます。
持ち前の性質やこれからの運命などを教えてくれました。
自称日本語可の占い師だったのですが、専門用語になるとさっぱりで逆に日本ではこんな仕事があるんだよと私が教えてあげたり。。
しまいには仕事のために日本語を勉強しているけど中々難しい。と弱音まで聞いてあげました。
でも占いとしては一生懸命にやってくれて良かったです。日本でだったらもっとちゃんとしてよと思ってしまうかもしれませんが、台湾だと許せて楽しめてしまうのが不思議です。
是非旅の思い出に占い横丁に足を運んでみてください。
みんな大好き台灣甜點(台湾スイーツ)
芒果雪花冰で有名な冰讚
日本人の観光に行きたい国NO.1に台湾を押し上げた立役者と言っても過言ではない、マンゴーかき氷はここにあります。
フレッシュさを大切にする台湾の人々にとって、マンゴーかき氷が食べられるのはマンゴーのシーズンである4月~10月です。
シーズン中はマンゴーかき氷のお店が台北市内のあちこちでオープンしますが、その元祖ともいえる【冰讚】は一度は食べたい超有名店です。
直径20センチほどのどんぶりに入ったたっぷりのマンゴーかき氷には誰もが魅了されてしまいます。
シーズン中はいつでも行列の絶えないお店ですが、時間帯によってはそんなに待たずに入れることもあります。
4月~10月に台湾に訪れるなら食べなきゃ損です。
豆花たべるなら豆花荘
マンゴーかき氷に比べるとバエナイ見た目の豆花ですが侮ることなかれ~。
素朴な味わいに魅了されるファンも多く、日本にも豆花専門店があるくらいです。
豆花とは文字通り豆乳が主な材料となっています。見た目も豆腐と変わりがないのですが、豆腐よりも柔らかくプルプル食感が特徴です。
甘いシロップをかけ様々なトッピングをして食べる豆花ですが、トッピングの種類がとても豊富です。夏は氷を入れて冷たくし、冬は温かいシロップをかけて食べたりと一年中楽しめるのも魅力です。
わたしのおすすめトッピングは花生(ピーナッツ)です。生ピーナッツを甘いシロップで煮たトッピングは日本人の抱くピーナッツのイメージを変えてしまいます。
他にはタピオカや芋圓(タロイモ団子)も人気です。
台湾人の国民的スイーツともいわれる豆花は専門店も台北市内にたくさんあります。その中でもおすすめは【豆花荘】です。
寧夏夜市の入り口にあり、寧夏夜市で夕食(→夜市で一人ご飯)を食べた後のデザートにぴったりです。
人気店なので時間を問わず混みあっていますが、二階にも飲食スペースがあるので回転も良くそんなに待たずに食べることができます。
豆花おすすめです。
東區粉圓もかかせない
台湾スイーツの人気店と言えば【東區粉圓】は外せません。
小さな屋台から始まった東區粉圓ですが、今では2店舗分のイートインスペースを構えるほどのお店になりました。
お店の名前にもなっている粉圓(タピオカ)はもちろんのこと、豆花や芋圓(タロイモ団子)など、台湾の伝統的なスイーツを食べることができます。
私は芋圓(タロイモ団子)に花生(ピーナッツ)をトッピング。
こちらのお店でもたくさんのトッピングから選ぶことができます。
台湾のスイーツ店ではトッピングや甘さの加減、温かいもの、冷たいもの等様々なオプションを選ぶことが多いです。それだけ皆食に対するこだわりが強く、自分の好みの味を持っています。
トッピングに慣れない日本人は最初は選択肢の多さに辟易してしまいますが、せっかく食べる一食を大切にしわたしだけの満足できる一食を見つけてください。
【台湾 45歳女性ひとり旅 ⑨】に続く
台北の朝~。
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