若者の街西門町
台北の原宿
MTR西門駅を降りるとそこは台北の原宿と呼ばれる西門町が広がっています。
東京の原宿を思わせるような、若者に人気のキャラクターグッズや洋服、スーイツ、写真館など盛りだくさんの街です。45歳女性ひとり旅のわたしには少し若すぎますが、街の賑わいは歩いていて楽しい雰囲気を味わえます。
ドキッとするようなお土産屋さんがあったり、、、
タトゥー横丁があったり、
ゲームセンターがあったりと若者の街ならではのたくさんのお店があります。
繁華街の西門町ですが、最近は新しいホテルも続々とできています。
相鉄グランドフレッサ台北西門 ソラリア西鉄ホテル台北西門どちらも新しくできたばかりの日系ホテルです。台北駅にも近い西門町は観光の拠点としても便利な場所にあるので、西門町のホテルに泊まって台北を回るのもいいですね。
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オールジェンダーの街
MRT西門駅を1番出口から地上に上がるとすぐ歴史的建造物である西門紅楼を目にすることができます。1908年に建てられた西門紅楼は日本人の近藤十郎さんが設計した重厚なレンガ造りの建物です。
もともと台湾で初めての政府が建設した公営市場ででしたが、現在はmade in Taiwamのすてきな雑貨がたくさん売っている観光名所になっています。
西門紅楼にあるトイレには男女の別がありません。オールジェンダートイレです。
台湾はアジア初の同性婚を認めた国です。
西門町は若者が集まる街としてこういうところでも既存の概念に風穴を開けています。
西門町で食べまわり
若者の街西門町にわたしが行く目的はズバリ食べまわりです。
台湾には半分出店のような食事処が街中にたくさんあり、それぞれのお店で小籠包一皿のみとか、魯肉飯お茶碗一杯だけとか食べることができます。
そんな食べ歩きならぬ食べまわりオススメの3軒をご紹介します。
梁山泊小籠湯包
西門町で小籠包を食べるならここ!と言われる『梁山泊小籠湯包』です。
湯包の名とおり小籠包の中のスープがジューシーな人気店です。
メニューはシンプルに小籠湯包とスープのみです。
小籠湯包とスープのBセットが人気のようで皆さん頼んでいましたが、わたしは食べまわりのため小籠湯包のみを頼みました。
13時ころだったのですが、やはり人気店。10人くらいの行列ができてました。
とはいえ長居をするようなお店ではないので回転は早く、30分も待たずに座れます。
席につくと程なくやってきた小籠湯包。テーブルにおいてある生姜や醤油、お酢をつけていただきます。
外見からも中の肉汁が透けてみえて、よだれがでてきそう。
中の餡は胡椒の効いた少しスパイシーな餡でした。レンゲに乗せて肉汁スープとともにぺろりと頂きました。
小籠湯包は7つで100元(490円)です。円安の現在お得感は昔ほど感じられなくなってきていますが、これはお得!
天天利
西門町食べまわり二軒目はこちら。西門町と言えば『天天利』。言わずとしれた超有名店です。
いつ行っても行列ができているらしいのですが、やはり回転が早くそんなに待つことはないそう。
わたしが行ったときも10分くらいで入ることができました。
天天利と言えば魯肉飯。魯肉飯といえば荷包蛋。
ということで魯肉飯(ルーローハン)と荷包蛋(目玉焼き)のセットを頼みます。
蘿蔔糕(ダイコンもち)や蚵仔煎(牡蠣オムレツ)も美味しいと聞くのですが、今回は我慢しておきます。
席に着くとすぐに魯肉飯と荷包蛋が運ばれてきました。甘辛い台湾醤油が上にかかっていて美味しそう。
荷包蛋の下に隠れている味のしみ込んだこのお肉。
こちらの魯肉飯は八角がほとんど使われていないのか、クセがなく、魯肉飯初心者にもかなり食べやすいです。
もちろん上級者にも。大変おいしゅうございました。
いつ行っても並んでいる天天利ですが、行列に負けて食べないなんてもったいないくらい美味しい魯肉飯です。
並んでいてもすぐに入れるのでぜひ食べてみてください。
阿宗麺線
西門町食べまわり三軒目も超有名店の『阿宗麵線』です。
こちらはメニューは麺線一択です。
わたくし食べまわりフードの中で一番好きなのが麵線なんです。
とろりとしたかつおだしのスープがたまりません。
阿宗麵線は有名店だけにお値段が高めとも聞きますが、小碗のサイズが私には丁度いいです。
小碗サイズを頼み、麺線スタイルのレンゲで頂きます。
はじめはなんでレンゲで食べるのか不思議でしたが、慣れてくると、麺線はレンゲで頂くものというのがよくわかります。箸よりもレンゲの方が断然食べやすい。
麺線の麺はその細さから、よく台湾そうめんと言われることがありますがそうめんとはかなり印象が違います。
そうめんみたいに均整の取れた長い麵ではなく、短い麺が全く均整がとれずに煮込まれています。
トロみのあるスープの中で泳ぐ麺はふにゃふにゃに伸びているのではなく、ちゃんと歯ごたえを残してスープとよく絡みます。
大好きな麺線を食べ、台湾に来れて良かったとしみじみです。
スイーツも西門町で
今回は通り過ぎてしまったのですが、西門町にはこんなに美味しそうな芒果雪花冰のお店もありました。
芒果雪花冰とは台湾が誇るマンゴーかき氷です。
フレッシュマンゴーを食べられる季節は4月~10月の間なので、ここ時期に台湾に訪れたら絶対に食べたい一品です。
わたしも今回はマンゴーを食べようと張り切って台湾に来たのですがこのお店はノーマークでした。
改めて調べてみると台湾版食べログの愛食記でも評価が高かった。次回は食べに行こう。
写真はわたしが食べた別の有名店のマンゴーです。こちらはまた別でご紹介いたします。
【台湾 45歳女性ひとり旅④】に続きます。
姊夫!!(国民の義理兄)
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