ビクトリア・ピーク
ビクトリアピークへの行き方
香港の有名観光スポットである「ビクトリア・ピーク(太平山)」へ行きましょう。
ビクトリア・ピークに登るためのピークトラムの乗り場は香港島の中環(セントラル)にあります。最寄り駅はMTR中環駅(セントラル)とMTR金鐘駅(アドミラルティ)です。どちらの駅からも、歩いて15分ほどで乗り場に到着します。
ビクトリア・ピークへ行く一番メジャーな方法はピークトラムに乗ることですが、ビクトリア・ピークまで中環駅からバスも出ています。また、トレッキング気分で歩いて行くこともできます。中環駅からあるいて1時間半程度のようですが、ビクトリア・ピークというだけに「山頂」なので体力に自身のある方は良いかもしれません。
わたしは今回の宿泊先である、BPインターナショナルからMTRで友人の住む湾仔まで行き、一緒にタクシーでピークトラムの乗り場まで行き、ビークトラムで上りました。湾仔の駅周辺からタクシーに乗ってしまえば10分程度で到着です。
ピークトラムに乗って
ピークトラムは135年前の1888年からある、アジア初のケーブル鉄道です。
香港の現役交通機関は歴史のあるものが多く移動自体が観光になります。
わたしも今回の旅では「乗ってシリーズ」と題し移動を兼ねた観光を楽しみました。
1898年に就航となったスターフェリー(→スターフェリーに乗って)
1904年に開通したトラム(→トラムに乗って)
1888年から走っているピークトラム
歴史ある交通手段は今でも現役でバリバリ働いています。それらに乗ると香港の歴史と底力を感じることができるので、ぜひ香港に行った際には乗ってみてください。
交通手段として現役であるピークトラムですが、観光客用の往復券が便利です。
往復乗車券88HKD+頂上展望台のスカイテラス入場料75HKD=163HKDのところセットで購入すると148HKDです。チケット受付カウンターで購入できます。
朝のビクトリア・ピーク
わたしは平日の午前中にいったので、ピークトラムには人があまりいなくてチケット購入も乗車も全く待つこと無くスムーズに行きました。
でも観光シーズンや休日となるとチケットを購入するだけでも長蛇の列で大変だそうです。
そんな時には日本から↓で予約してくと便利です。
チケット購入の長蛇の列に並ばないだけでも限られた時間しか無い観光客にはありがたいのに、割引までしてくれるお得なチケットです。
100万ドルの夜景とそびえ立つビルの街香港ですが、朝のピークトラムは香港の別の顔をみせてくれます。
最大傾斜25.7度といわれてもピンときませんが、かなりの斜め具合です。その状態で緑の合間をぬって登っていきます。
後ろに徐々に見えてくる香港ビル群が気持ちいいです。
無料で景色を堪能できる「獅子亭観景台」
ピークトラムに乗って山頂駅に到着したのが午前9時45分でした。ピークタワーの展望台は10時オープンなので、オープンまでは「獅子亭観景台」から景色を眺めることができます。
「獅子亭観景台」はピークタワーと同時期に作られた無料の展望台です。香港のライオンズクラブが作ったから「獅子亭観景台」と名付けられています。中国風の展望台からの香港も雰囲気があります。
ピークタワーの展望台
10時になりピークタワーの展望台がオープンしたのでピークタワーへ行きます。
ピークタワーの一番上が展望台になっており、ピークタワー自体はレストランやカフェ、マダム・タッソーの蝋人形館などが入ってます。
平日の朝10時ではどこも開いていませんでした。
トリックアート写真が無料で撮れるエリアもありましたが、人がたくさんいて賑わってこそアトラクションは惹かれるものです。
誰もいないトリックアートをエスカレーターから眺めながら、展望台へ向います。
ピークタワーでは展望台へ上がる際には別料金がかかります。
ピークトラムに乗る際セットで購入していたチケットをみせて展望台へあがります。
kkdayのお得プランもちろん展望台のチケットはついてきます。
香港一高い展望台からの香港の眺めです。
空が近い!!!
夜景もきれいだと思いますが、朝は空気が澄んでいて気持ちいいです。高い場所ならではの強風にはご注意を。
九竜半島と反対側をみるとすこしのどかな絶景が広がっています。
香港は本当にたくさんの顔を持っています。
添好運(ティム・ホー・ワン)
香港一高いビル
ビクトリアピークから降りた後は少し早いお昼ごはんを食べるため、バスに乗ります。
ピークトラム乗り場らから出てすぐのところにある、「15C」のバスにのればあっという間に中環の駅に到着します。
「国際金融中心二期」という香港島で一番高いビルの前にバスは到着しました。
420mのビルをしたから見上げると威圧感が半端ないです。
「国際金融中心二期」なんて変な名前のビルだと思い調べてみると、このあたり一体が香港国際金融中心というエリアで、香港駅駅舎、フォーシーズンズホテルなどもあります。その中のオフィス棟が一期、二期とあるようです。
国際金融中心二期の道を挟んだ向こう側の海沿いの広いエリアは工事中でした。まだまだ香港は開発されて行きます。
世界で一番安いミシュラン店
香港へ来たからには食べたかった、世界で一番安いミシュラン店と言われる「添好運(ティム・ホー・ワン)」。
香港には全部で6店舗ありますが、今回は中環店へ行きます。
東京では日比谷でも新宿でも一階にあり明るい路面に面している添好運ですが、香港では駅ビルの中にあるお店の一つ的な雰囲気です。知らなかったら見逃してしまいそう。
わたしたちが入ったのは11時すぎで難なく座れましたが、出る頃には満席で店の外には入店待ちとテイクアウトの人がたくさんいました。日本でも同じですが、香港では時間をずらすことは効率的に動く一番のポイントです。
日本・台灣の添好運(ティム・ホー・ワン)
飲茶の本場は香港で添好運も香港から始まったお店ですが、わたしが初めて添好運に行ったのは台灣でした。
台北にも添好運は3店舗あります。台灣ではお昼時は日本や香港にはないセットメニューがあって、少しづつ色々食べたい人にはお得です。
揚げ豆腐に肉鬆(ローソン)という肉でんぶがかかっている料理が台灣にはありました。肉鬆(ローソン)は台灣では色々なところで見かける庶民の味です。この料理は香港や日本ではみなかったので、台灣ならではの料理です。
東京にも3店舗あります。
わたしが行ったことあるのは日比谷店と後楽園ラクーア店です。どちらも外に面して明るい雰囲気の店内です。日本に進出してからだいぶ経った印象はありますが、まだまだ人気店。お昼時は行列必至です。
本場の添好運(ティム・ホー・ワン)
香港式飲茶の注文方法は、昔ならではのワゴン式と注文を紙に記載して頼む方法と大きく2つに分かれています。添好運では紙に記載する方法で注文します。
その注文票が上記の写真です。メニューと注文票が一体になってます。日本、台灣ではメニューと注文票は別になっていて、注文票は味気のない一覧表でしたが、香港はわかりやすいけど若干ファミレス感があります。
味は間違いない香港飲茶です。スペアリブの蒸しご飯が柔らかいお肉と、ちょっと硬めのお米のバランスがよくとても美味しいです。香港で初めて食べましたが日本にもあるようです。
添好運といえばチャーシューメロンパン。熱々サクサクメロンパン生地をかじると、中から甘辛いチャーシュー餡がとろりと出てきます。このバランスが絶妙で本当に美味しい。嫌いな人はいないはず。ぜひ食べてみてください。
香港旅行記⑨ 2023年につづきます
九龍城寨を見に行くよ。
コメント