【台北観光】大橋頭でバイクの滝を見て油飯を食べよう。

台湾観光
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台北名物バイクの滝を見に行こう

バイクの滝って知っていますか?

その名の通りバイクが滝のように流れてくる、台北の出勤時の風景です。台北の人には当たり前の風景でも初めて見る人には驚きの光景。そんなバイクの滝をご紹介します。

バイク通勤の多い台北の街

台湾は人口一人あたりに対するバイク所有台数が世界トップクラスで、二人に一台はバイクを所有しているとも言われています。

台湾に行ったことのある人ならばそれは感覚的に感じるかもしれません。台湾の街を歩いているといたるところでバイクが目に入って来ます。道路を走ったり道に停めてあるバイクはもちろん、バイク屋さんも街中にたくさんあり台北の街の風景にはバイクが馴染んでいます。

台北で街の中心部を移動する手段としては捷運(MRT)やバスがありますが、居住区が多い台北郊外から通勤に使うには発展途上な部分もあります。

また台湾では国産車というものがほとんど普及していないため、外国車が多く車自体が高くて一般的に所有している人も少ないです。そのうえ土地が高くて駐車場代もバカになりません。

そんな台湾の土地事情からバイクは庶民の足として、朝の通勤手段の王様として君臨しているのです。

朝のパワースポット

台北の街中では信号待ちなどで、どこまで続くのだろうと思うくらい長いバイクの行列を見かけて驚かされることはよくありますが、その中でも台北橋のバイクの滝は圧巻です。

台北橋の高架の下にある交差点からみると、上から絶え間なく降りてくるバイクをみることができます。

バイク、バイク、バイク。。。信号が赤になるまでひたすら流れるように降りてくるバイクはまさにバイクの滝です。

信号が赤になると流れがせき止められるようにピタリと止まり、あっという間に信号の前にバイクが並んでいきます。

そしてまた青信号になるとバイクの放出。

ただその繰り返しなのですが、それが朝の出勤時間の8時過ぎから9時頃まで続きます。

とはいえ同じことの繰り返しだと侮ることなかれ。流れてくるバイクを見ていると出勤に向かう台北の人たちの朝のパワーが伝わってきて、不思議と元気になってきます。

台湾の人たちにしてみたらただの朝の出勤の風景かもしれませんが、なかなか他では見ることのできない光景です。

私が見に行った時には明らかに欧米人の撮影隊が陣取ってバイクの滝を撮影していました。世界中が注目しているバイクの滝ですね。

実際にバイクの滝を見に行ってわかったのですが、このバイクの滝を写真に撮るにはズームが必須です。ズーム無しで写真を撮るにはだいぶ限界がありました。

写真に収めたくなるバイクの滝の光景ですが、やはり現地で観ていただきたい。ぜひ足を運んでパワーを感じてください。

バイクの滝への行き方

観光客がバイクの滝を見に行くときには台北捷運(MRT)のオレンジライン(中和新蘆線)の「大橋頭站」で降りるのが便利です。

1番出口を出ると目の前が民権西路という大きな通りなので、出たところにある横断歩道を渡って右に曲がり民権西路沿いを歩いていくとすぐ高架が見えてきます。

その手前の交差点がバイクの滝の滝つぼになるので一番見やすい場所です。

MRTには「台北橋站」という駅もありますが、「台北橋站」は淡水河の向こう側にありバイクの滝の滝つぼからは離れてしまいますのでお気を付けください。

『珠記大橋頭油飯』の絶品おこわ

バイクの滝を見たあとは

途切れなく流れてくるバイクを眺め台北の人たちのパワーを感じるとお腹がすいてきませんか?

バイクの滝の滝つぼから5分ほど歩いたところにある『珠記大橋頭油飯』で油飯といわれるうるち米で作られる絶品の台湾おこわを食べましょう。

バイクの滝を背にして民権西路を5分ほど歩くと、『珠記大橋頭油飯』は見えてきます。民権西路沿いにあるのでわかりやすいですね。

こじんまりと、清潔な店内では女性の方二人が切り盛りしています。

営業は朝7時から14時頃までで、地元の方だけではなく観光客にも大人気なお店なのでいつも賑わっています。

入口で商品を頼みお会計を済ませたら奥にある席で食べることができます。メニューは中国語のみの表記で壁にはってありますが、中国語ができなくても大丈夫。

店頭の商品を指さして注文もできますし、店員さんは日本語でコミュニケーションをとることも出来ます。

荷包蛋と一緒にたべよう

メニューには魯肉飯もありますが、ここではぜひ油飯を食べてみてください。

そしてトッピングには目玉焼きを忘れずに。

目玉焼きは中国語で【荷包蛋 】(he2bao1dan4)といいます。私は漢字の表記から目玉焼きが想像できなくて、迷ってしまいました。でも店員さんが目玉焼きを指さして教えてくれました。ここでは油飯と目玉焼きはセットになっているようです。

荷包蛋には甘い台湾醤油がかかっていて、とてもいいアクセントになっています。

お腹いっぱい!観光に行きましょう

バイクの滝で流れるバイクを見て、珠記大橋頭油飯で絶品台湾おこわを食べたら、今日の台北観光の準備は万端ですね。

近くにはお茶の問屋さんとして有名な林華泰茶行があるので、台湾土産のお茶を購入するのもおススメです。

その他にも観光客に人気の迪化街や大型スーパー家樂福(カルフール)も歩いていける距離にあるので、台北の街の散策を楽しんでくださいね。

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